あけましておめでとうございます
昨年は大変お世話になりました
本年もよろしくお願いいたします
昨年もコロナ禍で、皆さまもご不便な日々を過ごされたのではないでしょうか。できないことも多い中で、「新たな日常」と言われることも生まれてきています。
私自身をふり返りますと,緊急事態宣言であまり外出ができないとき、必要な服、日用品はインターネットで買いました。受けたい講義もインターネットを使って学びました。そして学校によっては、カメラ付きのパソコンを介して、全校朝礼は集まらずに画面を見ながら行われました。これだけ便利な時代であるからこそ、何とか乗り切れているところもあり、よかったなあと思います。とは言え、インターネットを使える人ばかりではありませんので、お困りの方も多くおられるのではないかと思います。
また、息子のこども園の行事も、人数制限があったり、我が子の発表を見たら保護者を総入れ替えしたりするなど、感染対策をしながら工夫を凝らして行われました。何とか子どもたちが発表できる場を設けてくださったり、少しでも子どもの成長を見られるように保護者のことも考えてくださったりしていました。大変な中で、行事を実施してくださるだけでもありがたく、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
先日、学校行事について話した、ある子どもの言葉の中に「みんなで出かけられるだけでうれしいです。」というのがありました。家族で出かけたり、泊まりに行ったりすることができにくい中で、少しでもできることがあることに感謝する気持ちは、子どもも感じているんだな、でも子どもにこんな思いをさせてしまっている現状が早く終わればいいのになと思いました。
できないことが多い中でも、工夫して過ごすことの多くなった最近。でもやっぱり、直接人と会って、会話や食事をしたり、実際に足を運んでいろんなものを自分の目で見たりする日常が、早く戻ってほしいという思いは強くあります。専教寺では、昨年も永代経法要、報恩講法要ともに寺族のみでお参りしました。門信徒の皆さんが集まって、共にお勤めしたり、お聴聞したり、お斎をいただいたりする日が早く戻ってほしいです。またお会いできる日を楽しみにしています。
皆さま、今年もどうぞお元気でお過ごしください。